2008年12月11日

マルチコアプロセッサとマルチプロセッサの注意点

ここ数年、「マルチコアプロセッサ(マルチコアCPU)」や「マルチプロセッサ」が流行っておりますが、ソフトウェアのライセンス体系によっては、物理プロセッサ数やコア数でライセンス料金が変わるので注意が必要です。

【物理プロセッサ数によるライセンス価格】
物理プロセッサ数によってライセンス価格が決まる場合、例えば、1物理プロセッサライセンスが100万円のソフトウェアのライセンス価格は、同じ24コア構成でも以下のように価格が変わります。

シングルコアプロセッサ(1コア)×24個=100万円×24=2,400万円
デュアルコアプロセッサ(2コア)×12個=100万円×12=1,200万円
トリプルコアプロセッサ(3コア)×8個=100万円×8=800万円
クアッドコアプロセッサ(4コア)×6個=100万円×6=600万円
ヘキサコアプロセッサ(6コア)×4個=100万円×4=400万円
オクタコアプロセッサ(8コア)×3個=100万円×3=300万円

ですから、物理プロセッサ数によってライセンス価格が決まる場合、1物理プロセッサのコア数を多くして、物理プロセッサ数を減らした方がライセンス価格は安くなります。但し、1プロセッサに搭載するコア数が多くなるとプロセッサ本体の価格が高くなりますし、また、サーバによってはプロセッサを搭載する物理的スペースに限界があるので注意が必要です。

【コア数によるライセンス価格】
コア数によってライセンス価格が決まる場合、例えば、1コアライセンスが100万円のソフトウェアのライセンス価格は、同じ1物理プロセッサ構成でも以下のように価格が変わります。

シングルコアプロセッサ(1コア)×1個=100万円×1=100万円
デュアルコアプロセッサ(2コア)×1個=100万円×2=200万円
トリプルコアプロセッサ(3コア)×1個=100万円×3=300万円
クアッドコアプロセッサ(4コア)×1個=100万円×4=400万円
ヘキサコアプロセッサ(6コア)×1個=100万円×6=600万円
オクタコアプロセッサ(8コア)×1個=100万円×8=800万円

ですから、コア数によってライセンス価格が決まる場合、同じ1物理プロセッサでもコア数が多ければ多いほどライセンス価格は高くなります。ですから、処理能力が高く、値段も手頃だからと多くのコアを搭載したマルチコアプロセッサを採用すると、ソフトウェアのライセンス価格が予想外に高くなる可能性があります。

このように、マルチコアプロセッサやマルチプロセッサでは構成によって大きくソフトウェアライセンス価格が変わります。事前にシミュレーションして、最適な組み合わせを見つけるようにしましょう。

posted by 公爵 at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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