2009年04月25日

枯れた技術

枯れた技術」と言う言葉をご存じでしょうか? 「枯れた技術」とは、「既に広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことを意味する言葉です。

さて、コンピュータシステムと言えば、最新のテクノロジーを駆使した高性能、高機能な最新型が最高のものであると思われがちですが、安定した稼働、確実な動作を重視するシステムでは、この「枯れた技術」が求められ、ソフトウェア、ハードウェア共に最新型を使うことを避ける傾向があります。

なぜならば、稼働実績がある古い型の場合はある程度不具合(バグ)も発見され、その対処方法も判明していることが多いのですが、最新型の場合は未知の不具合が多いためです。そのため、サポート期限の続く限り、不具合の出尽くした古い型を使い続けたり、最新型よりひとつ前の製品を導入したりします。

例えば、Oracleデータベースの最新型は「Oracle Database 11g Release 1(11.1.0)」ですが、ひとつ前の型である「Oracle Database 10g Release 2(10.2.0)」にPSR(Patch Set Release)や個別パッチを適用して使ったり、Microsoft Windows Serverの最新型は「Microsoft Windows Server 2008」ですが、ひとつ前の型である「Microsoft Windows Server 2003 R2」にSP(Service Pack)を当てて使ったりするようなことです。

そう言えば、旧ソ連の戦闘機にはトランジスタやLSIではなく真空管が使われていたと言う話(本当かな?)や、アメリカの宇宙ロケットにはファミコン以下の能力しかないコンピュータが搭載されていたと言う話(本当かな?)がありますが、それも安定した稼働、確実な動作を重視する考え方によるものです。

最新の技術も大切ですが、「枯れた技術」も大切ですね。

<公爵の独り言>
女性も未知の不具合がある可能性がある最新型(処女)よりも、稼働実績があって不具合とその対処が分かっている古い型(非処女)の方がいいのかな?(笑) まぁ、弄くり回して新たな不具合を発見するのも面白いんですけどね(笑)。・・・すみません。自分で書いててキモイです(笑)。

posted by 公爵 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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