2008年05月10日

TMR

TMR」とは「Triple Modular Redundant」の略で、「三重化冗長」のことを意味します。「無停止サーバ」と呼ばれるftServer(フォールト・トレラント・サーバ)などのカタログで、冗長化構成方式に「TMR」と書かれている場合は、プロセッサやメモリなどコンピュータを構成するモジュールが三重化されているということになります。

なお、冒頭で「TMR」は「Triple Modular Redundant」の略と書きましたが、「Modular」が「Module」、「Redundant」が「Redundancy」と表記されることもあります。でも全て同じ意味です。

【TMR】
Triple Modular Redundant
Triple Module Redundant
Triple Modular Redundancy
Triple Module Redundancy


<公爵の独り言>
T.M.Revolution」の記事でなくてすみません(笑)。

posted by 公爵 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DMR

DMR」とは「Dual Modular Redundant」の略で、「二重化冗長」のことを意味します。「無停止サーバ」と呼ばれるftServer(フォールト・トレラント・サーバ)などのカタログで、冗長化構成方式に「DMR」と書かれている場合は、プロセッサやメモリなどコンピュータを構成するモジュールが二重化されているということになります。

なお、冒頭で「DMR」は「Dual Modular Redundant」の略と書きましたが、「Dual」が「Double」、「Modular」が「Module」、「Redundant」が「Redundancy」と表記されることもあります。でも全て同じ意味です。

【DMR】
Dual Modular Redundant
Dual Module Redundant
Dual Modular Redundancy
Dual Module Redundancy
Double Modular Redundant
Double Module Redundant
Double Modular Redundancy
Double Module Redundancy


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2008年05月09日

サーバを間違えない工夫

1台のコンピュータ上で「Tera Term Pro」などの「ターミナルエミュレータ(端末エミュレータ)」を使って複数のUNIXサーバにログインして作業を行う時は、ログインしているサーバ毎にターミナルエミュレータの背景色や文字色、フォントを変更して、今どのサーバにログインしているのか一目で把握しやすいようにすることをお勧めします。

特に、「本番用サーバ」と「検証用サーバ」、HA構成(Active-Standby構成)の「稼働系サーバ」と「待機系サーバ」にそれぞれログインする場合などは、ログインしているサーバを間違えてオペレーションをすると大変危険です。くれぐれも間違わないように注意しましょう。

ちょっとした心がけで事故は防げますし、被害を最小限に留めることが出来ます。安全に注意したオペレーションを心がけたいものです。

posted by 公爵 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

移動ではなくコピー!

サイズの大きなファイルやディレクトリ(フォルダ)または大量のファイルやディレクトリ(フォルダ)を移動する時は、移動中にコンピュータがハングアップ/フリーズしても大丈夫なようにファイルやディレクトリ(フォルダ)を移動したい場所にコピーして、確実にコピーされたことを確認してから元のファイルやディレクトリ(フォルダ)を削除しましょう。

ちょっとした心がけで事故は防げますし、被害を最小限に留めることが出来ます。安全に注意したオペレーションを心がけたいものです。

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2008年05月08日

Wintel

Wintel(ウィンテル)」とは「Windows」と「Intel」を組み合わせた造語で、米マイクロソフト社製のWindowsOSと、米インテル社製のプロセッサを搭載したコンピュータのことを指す俗称です。また、同時に米マイクロソフト社と米インテル社の提携関係のことを指す場合もあります(Wintel連合、Wintel同盟)。これは、両社のOSとプロセッサを搭載したコンピュータが大きなシェアを獲得していることから、この体制を批判的に表現する際に用いられることもあるそうです。

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ftServer

ftServer」とは「fault tolerant Server」、「フォールト・トレラント・サーバ」のことで、簡単に説明すると各モジュールが二重化または多重化され、障害発生時でも停止することのない極めて信頼性の高いサーバのことです。「無停止サーバ」とも呼ばれます。

障害発生時のサービス停止を極力防ぐ手法として複数のサーバで冗長性を持たせるHA構成(Active-Standby構成)やクラスタ構成がありますが、HA構成の場合はフェールオーバー時に短時間のサービス停止が発生しますし、クラスタ構成の場合は残存ノードでサービスを提供するためにパフォーマンスの低下が発生します。また、HA構成クラスタ構成を実現するためにはそれを実現するためのアプリケーションを購入しなければなりませんし、何よりもサーバ本体を複数用意しなければなりません。当然、サーバ本体が増えればそれを設置するデータセンターのラックスペースも確保しなければなりません。それに加えてサーバにインストールするOS、アプリケーションのライセンスもサーバの台数分必要になります。それを考えると、「ftServer」はコストパフォーマンスに優れたソリューションと言えるかも知れません。

NEC Express5800 ft Server
http://www.express.nec.co.jp/info/ad/ft/index.html

富士通 高信頼FTモデル
http://primeserver.fujitsu.com/primergy/ftserver/

IBM Marathon everRun FT
http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/solution/marathon/index.shtml

HP Integrity NonStop サーバ
http://h50146.www5.hp.com/products/servers/nonstop/

ストラタス フォールト・トレラント・サーバ
http://www.stratus.co.jp/products/index.html

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EOSL

EOSL」とは「End of Service Life」の略で「サービス提供終了」、「サポート提供終了」を意味します。なお、似たような用語に「EOL」と言う物がありますが、これは「End of Life」の略で「製造終了」、「製造中止」、「製品廃止」を意味します。ですので通常、「EOSL」と「EOL」の関係は、

EOL(製造終了)
 ↓
EOSL(サポート終了)

となります。ハードウェア/ソフトウェアのメーカー/ベンダーWebサイトを見ると製品の「EOL」、「EOSL」情報がありますので、興味のある人はチェックして見て下さい。

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2008年04月13日

1Wayサーバ

1Wayサーバ」とは、CPUを1基搭載したサーバのことを指します。CPUを2基搭載しているサーバは「2Wayサーバ」、CPUを4基搭載しているサーバは「4Wayサーバ」と呼びます。

<公爵の独り言>
要はCPUの数を表しているということですね。

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2008年03月27日

ブレードサーバ

ブレードサーバ(Blade Server)」とは、「ブレード」と呼ばれる1枚の基板にコンピュータとして必要な要素(CPU、メモリ、HDD)を実装し、それを電源などの管理モジュールを搭載した「筐体」に複数枚搭載するサーバ機のことです。

ブレードサーバ」は、3Uサイズの筐体ならば20枚程度、1Uサイズの筐体でも6枚程度のブレードを詰め込めるため、1Uサーバよりもさらに体積あたりの台数を増やすことができます。一般的なラックは30Uから40U程度の容量があるため、「ブレードサーバ」を利用することで1台のラックに最大で250台程度のサーバを詰め込める計算になります。

また、ブレードサーバでは給電ユニットや放熱ファンを数枚のサーバブレードで共有するため、故障の発生しやすい部品の点数を減らすことができるメリットがあると言われております(でも、共有しているユニットが故障したら全ブレード全滅?)。

<公爵の独り言>
IBMの「Blade Centre」は少し触ったことがあります。

posted by 公爵 at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1Uサーバ

ラックマウント型のコンピュータ機器を収容するラックは、横幅19インチ、奥行き19インチの「19インチラック」が業界標準となっています。そして、この「19インチラック」に搭載する機器の高さは「44.5mm」が基準となっており、この高さのことを「1U(ユニット)」と呼びます。

1Uサーバ」とは、19インチラックの1Uに収まるサイズのラックマウント型サーバのことを指します。「1Uサーバ」はその形状から「ピザボックスサーバ」とも呼ばれることもあるそうです。また、高さが2U、4Uの機器は「2Uサーバ」、「4Uサーバ」と呼ばれます。

posted by 公爵 at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ECCメモリ

ECCメモリ」とは、「Error Checking and Correcting Memory」の略で、エラーの検出と訂正を行なう機能を持ったメモリのことです。エラーの検出と訂正を行うため、コンピュータシステムを安定して稼働させることが出来ます。信頼性を重要視するサーバーやワークステーション、ハイエンドパソコンに搭載されます。当然、価格も普通のメモリと比べて若干高価です。

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2008年03月25日

IAサーバ

IAサーバ」とは、簡単に言うとインテル(Intel)製CPUおよびその互換CPUを搭載したサーバのことです。「IA」は「Intel Architecture」の略。

IAサーバは大きく分けて2種類あり、Xeonなど32ビットマイクロプロセッサを使用した「IA-32サーバ」と、Itaniumなど64ビットマイクロプロセッサを使用した「IA-64サーバ」があります。

posted by 公爵 at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Himalaya(ヒマラヤ)

Himalaya(ヒマラヤ)」とは、かつてCOMPAQ(コンパック)が販売していたコンピュータの名称で、正式名称は「Compaq NonStop Himalaya」。フォールトトレランス性(耐障害性)の高い、ハイエンドノンストップサーバーとして販売されていた。なお、COMPAQ(コンパック)とHewlett-Packard(ヒューレット・パッカード)と合併した後は「HP NonStop Server」と言う名称に改められています。

<公爵の独り言>
かつて私が関係していたプロジェクトで導入が検討されていましたが、実機は触ったことがありません。

posted by 公爵 at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則」とは、アメリカの損害保険会社の「ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒ」が労働災害の事例の統計を分析した結果、導き出した法則のことです。法則の内容は、

1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に、29件の軽傷事故と300件のヒヤリ・ハットがある

というものです。「1:29:300」の比率でよく出てきます。ヒヤリ・ハットの積み重ねが重大事故に繋がります。ヒヤリ・ハットの段階で対策を考えることが大切であることを説いていると言えます。

なお、似たような法則には以下のようなものがあります。

バードの法則
Frank E.Bird Jr.による法則。1969年に発表され、アメリカの21業種297社1,753,489件のデータから導き出されている。ニアミス600:物損事故30:軽傷事故10:重大事故1、の比が成り立つとされる。

タイ=ピアソンの結果
1974年、1975年にイギリスの保険会社のデータ約100万件からTyeおよびPearsonにより導き出された結果である。ニアミス400:物損事故80:応急処置を施した事故50:軽中傷事故3:重大事故1、の比が成り立つとされる。上記の法則などを発展させたものが「保険料率表」の根拠になっている。ただし、この比率は、業種や国や時代によって、変わりものである。

<公爵の独り言>
KYM」でよく出てくる言葉ですね。

posted by 公爵 at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

KYM

KYM」とは「危険予知ミーティング」のことです。単に「KY」と呼んだりもします。サーバーやルーター、データベースの設定変更作業などをする前に、作業中に発生が予測される危険(トラブル、ミス、失敗)とその対応策について周知するためのミーティングです。設定変更作業にトラブルはつきもの。トラブルを起こしてから後悔しても「覆水盆に返らず」、「後の祭り」です。ヒューマンエラーのリスクを少しでも減らすよう注意しましょう。

なお、設定変更作業などは手入力でコマンドを投入するよりも、投入するコマンドを事前にテキストファイルにして保存しておくか、スクリプトやマクロにしておいたほうが「タイプミス」による障害発生のリスクを減らすことが出来ます。また、設定変更作業は1人ではなく2人で行い、設定変更手順書を見ながらひとりがコマンドを入力し、もうひとりが入力されたコマンドと設定変更手順書と見比べて問題ないことを確認した上でコマンドを実行するようにすると作業の確実性が向上すると思います。

<公爵の独り言>
最近は単に「KY」って言うと別の意味に取られてしまいますね。

posted by 公爵 at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

Star Fire

Star Fire(スターファイヤ)とは、Sun Microsystems社のハイエンドサーバ

Enterprise 10000

の別名です。また、Enterprise 10000はその機種名を短縮して、

E10K(イーテンケー)

と呼ばれることもあります。なお、Star Fire(Enterprise 10000、E10K)の後継機種は、

Sun Fire(サン・ファイヤ)

と呼ばれております。

<Starfireの後継機種>
 Sun Fire 12K(販売終了)
 Sun Fire 15K(販売終了)
 Sun Fire E20K
 Sun Fire E25K

サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/

posted by 公爵 at 02:55| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

UPS

UPS」とは、「Uninterruptible Power Supply」の略で、「無停電電源装置」を意味します。

UPSは内部にバッテリーを内蔵しており、停電時にはこのバッテリーから接続機器に電源を供給します。また、落雷等によって急激な電圧・電流の変動が発生した際には電圧・電流を適切なレベルに整流し、接続機器にダメージを与えないようにする機能もあります。

なお、UPSの内蔵バッテリーには寿命があるので、数年毎にきちんと交換しないといざという時に効果を発揮できないので注意が必要です。

<公爵の独り言>
私は若かりし頃、UPSの電源を落として、サーバとディスクアレイを停止させたことがありますorz。いつも冷却ファンの音がしていたプロジェクトルームが急に静かになったのを覚えています・・・。当然データは破損し、リストアに数時間を要しました。納期間近にご迷惑をお掛けしました。皆様も注意しましょう。

posted by 公爵 at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

RAID

RAID(レイド)」とは、「Redundant Arrays of Inexpensive Disks」の略で、複数のハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして管理する技術のことを指します。RAIDにはRAID-0からRAID-5までの6つのレベルがあり、それによって機能が異なります。

●RAID-0(RAID0)
複数のディスクに均等にデータを振り分けて同時に書き込むことで高速なデータの読み書き実現する構成。この構成で使用するディスクの容量は統一する必要はない。また、RAID-0として利用可能なディスク容量は、RAID-0を構成する全ディスクの容量を合計した容量となる。高速で容量も大きいが、RAID-0を構成するディスクが1台でも破損するとデータ全体が損なわれるので、信頼性は低い。「ストライピング」とも呼ばれる。

●RAID-1(RAID1)
2台のディスクに全く同じデータを同時に書きこむことで、片方のディスクが破損してももう片方のディスクからデータを読み出すことができようようにした構成。そのため、ディスクが1台故障してもシステムは停止しない。この構成に使用するディスクは、同じ容量のディスクを使用する。なお、両方に同じデータを書き込むことになるため、実際に使用できる容量はRAID-1を構成する全ディスクの容量の合計の半分となる。コストパフォーマンスはあまり良くないが、安全性は高い構成と言える。「ミラーリング」とも呼ばれる。

●RAID-2(RAID2)
ハミングコードと呼ばれる誤り訂正符号を生成し、データとともに複数のディスクに分散して書き込む構成。障害回復時の処理が複雑なことから、実用化されていない。

●RAID-3(RAID3)
複数のディスクを利用し、その内1台のディスクをパリティと呼ばれる誤り訂正符号の記録専用に利用する構成。データは複数のディスクに分散して書き込まれるので、読み書きの速度は速い。そして、パリティ情報を持つため、ディスクがどれか1台が故障しても、パリティ情報を使って故障したディスクのデータを復元することができる。

●RAID-4(RAID4)
RAID-3とほとんど同じ構成。RAID-3とRAID-4の違いは、RAID-3では書き込みデータの分散をビット単位で行うが、RAID-4ではブロック単位で行なう点。RAID-3よりも効率がよい構成である。

●RAID-5(RAID5)
RAID-3、RAID-4では、データは複数のディスクに分散して書き込まれていたが、パリティ情報はそれ専用のディスクに書き込んでいた。RAID-5は、このパリティ情報も複数のディスクに分散して書き込む構成である。データだけでなくパリティも分散することで、RAID-3、RAID-4よりも性能の向上が期待できる(ディスクの利用効率、パリティ情報の書き込み速度など)。現在最も普及している方式。

なお、RAIDは専用のコントローラーで処理を行う「ハードウェアRAID」と、OSなどのソフトウェアで処理を行う「ソフトウェアRAID」があります。ハードウェアRAIDの場合、コストは掛かりますが、処理を専用のコントローラーで行うので高速です。ソフトウェアRAIDの場合は、低コストではありますが、処理にコンピュータのリソース(CPU、メモリ)を使用するので、パフォーマンスはハードウェアRAIDと比べて低くなります。

posted by 公爵 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

HA構成

HA構成」の「HA」とは、「High Availability(ハイ・アベイラビリティ)」のことで、「高可用性」を意味します。要は、システムを二重化、冗長化して、障害時のシステム停止を最小限に抑える構成のことを意味します。

HA構成は大きく分けると2種類あり、Active/Standby構成(アクティブ・スタンバイ構成)とCluster構成(クラスター構成)に分類されます。

Active/Standby構成(アクティブ・スタンバイ構成)
通常処理を行う機器(Active)と、機器(Active)が故障した時に処理を行う機器(Standby)の2台で構成されるシステムです。機器(Active)の故障時には、自動または手動で機器(Standby)に処理を移行させます。機器(Active)から機器(Standby)へ処理を移行させることを「Take Over(テイクオーバー)」と呼び、特に故障による処理の移行のことを「Fail Over(フェイルオーバー)」と呼びます。なお、基本的に機器(Standby)は通常は待機状態なので、掛かるコストは2台分なのにパフォーマンスは1台分となります。しかし外部から見ると、切り替え前も後も1台の機器で処理を行っているので、パフォーマンスの変化は感じられません。

Cluster構成(クラスター構成)
複数台の機器で処理を行うシステムです。そのため、1台の機器で故障が発生しても正常な他の機器で処理を続行するので、システムの停止はありません。しかし外部から見ると、故障発生時には故障した機器で処理していた処理が他の機器に振り分けられるので、パフォーマンスの低下が発生します。

上記のようなHA構成には、専用のソフトウェアが必要です。ソフトウェアはVeritasSun MicrosystemsMicrosoftなどが提供しています。

なお、上記のようなHA構成の場合、処理を行う機器は複数台あっても、データを格納するディスクは1台の共有ディスクを利用することが多いです。もちろん、使用される共有ディスクはパフォーマンスと耐障害性を考慮した「RAID」であることがほとんどです。

posted by 公爵 at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | サーバ構築技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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